2023年10月20日 22:15:48
♂と♀
♂「おい!早く、行こーぜ!」
♀「待って!何か今日、髪型が決まんな〜い!」
♂「いーよ。それで、もう」
♀「何それ!?超ムカツク!!」
♂「別に誰も見てないって、マジで」
♀「そーゆー問題じゃないでしょー!?」
♂「じゃあ、どーゆー問題だよ?」
♀「だったら、アンタは何なの?誰も見てなきゃ、服を着ないワケ?
それで人ごみの中を歩けるワケ?」
♂「え?うん、歩ける…」
♀「絶対にウソだぁ〜!!」
♂「誰も見てないんなら歩けるって!」
♀「絶対ムリだし〜!」
♂「い、いーから早くしろよ!」
♀「もーー!ムカツク~~!!」
♀が、♂の鞄の中身をグチャグチャにする。
♂「あーっ!オマエ、何すんだよ!」
♀「アンタ、今日そのまま出かけなよっ!」
♂「だいたいオマエの支度が、おせーのが、いけねーんだろ!!」
♀「何いってんの!?女のほうがこーゆーの時間かかるに決まってるじゃんっ!!
私はさぁ、私は、アンタが私と歩いてて恥ずかしくないよーに、こうやってガンバって少しでもキレイになろーとしてるんだよ?
なのに、いつも、文句ばっか言って、化粧がケバいだとか、お腹が少し太ったとか言って、
全然私のこと解ってくれないじゃん!!全然私のこと褒めてくれないじゃん!!」
♂、しまった!と思って焦る…
♀、泣く…。
♂「………」
♀、うずくまって泣く。
♂「………ごめん」
♀、しゃっくり上げる。
♂「…ホント、ゴメンな。おれ、ホント、いつも勝手なことばっか言っちゃって、
オマエの気持ちとか、全然考えてなくって…
でも、早く出かければ、その分オマエとの楽しい思い出を、
たくさん作れるっていうか、なんつーか、気持ちが先走ってたってゆーか、
なんか、ほんとゴメンね…」
♀「……」
♂「ご、ごめんね!ごめんごめん、ホンットごめん!」
(↑あれ?いつもならこの辺で許してくれるのに?と思う)
♀「…なんか、疲れちゃった…」
(↑男を試すセリフ)
♂「え!?」
(↑ウソでしょ?と焦る…)
♀「私たち、もう別れた方がよくない?」
(↑もう完全に♀のペース)
♂「な、何いってんの?ち、違うでしょ?違うよ!さっきのはホント、言葉のアヤってヤツで、あれだよ!オマエはホント、カワイイし、
すごく気が利くし、一緒にいて楽しいし、それに、歌も上手いし、この前に作ってくれたコロッケも美味しかったし、あと、あと…」(↑すごい必死)
♀「・・・・・・・」
(↑とっくに許してるが、あえて無反応)
♂「ほんと、おれ、おまえがいなきゃだめっつーか、おまえじゃなきゃダメっつーか、ほんと!頼むよ!」
(↑メチャメチャ必死)
♀「……」
(↑それを聞いて嬉しくて、ちょっと、ほくそ笑む)
♂「あっ?おまえ、笑ってんじゃ~ん!」
(↑安心する)
♀「でも、まだ許さないからねっ!」
(↑調子に乗る)
♂「ほんと、ごめんねぇ~ほんと」
(↑よかったぁ~と安心してる)
完
「男は単純」で、「女はしたたか」。それでいいんじゃない?
だって、「単純な女」は不幸だし、「したたかな男」も不幸でしょう?
だから男は、女に翻弄されてればいーんだよ。
男は女の戦略に気が付いても、「翻弄されてるフリ」しときゃーいーんだ。
女は「翻弄されてるフリ」をする男を、さらに翻弄すりゃーいーんだ。
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衝撃の証を記憶で刻んであげる
感じたいのは
身体?心?脳?
忘れられない体験を
体感することになるから
逢いにおいで(〃ω〃)
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イチャ甘フワッとセラピスト☆
ストロベリーボーイズ東京店
匠海